【サッカー】J2清水MF竹内、J1復帰をかけ徳島戦へ問題なし


J2清水は18日、昇格がかかった徳島戦(20日午後2時・鳴門大塚)に向けて三保で非公開練習した。前日17日の練習終盤に右足首を痛めて一足早く切り上げたMF竹内涼(25)が、この日は全メニューを消化。「痛みはないです」と本番には問題なしを強調した。

 準備は怠らない。昼食後、クラブハウスに戻って約1時間、入念に治療を受けた。「緊張? 一昨年の残留争いの方が緊張したかな」と平常心を保っている。「それよりも、母校の方が緊張しますよ」と、浜松開誠館が19日に初Vをかけて藤枝明誠に挑む県大会決勝戦に思いをはせた。

 後輩たちの快進撃は励みになっている。試合開始は午後1時半でチームはちょうど、決戦の地・徳島へ移動中。「勝って欲しい。正月に仲間と東京まで見に行く計画をしてます」。全国出場が決まれば、差し入れする準備も進めている。もう一人の開誠館OB、DF松原后(20)も「両方、結果が出れば、最高ですね」と楽しみにしている。

 勝てば、1年でのJ1復帰が決まる大一番。「今はチームとして点が取れているし、自信はある」竹内がチームの昇格&母校の初Vのダブル快挙を夢見ている。(塩沢 武士)

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