【テレビ】テレ朝の大みそかは3年連続クイズまつり 『ドクターX』にあやかりたい


2016-11-20 05:00

 大みそか夜にテレビ朝日で放送される年越し特番が3年連続となる『くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2016』(後6:00~深1:00)に決まった。
お笑いコンビ・くりぃむしちゅーが率いる芸能人チーム(50人)と、予備校講師タレント・林修氏が率いる知識人チーム(25人)が、さまざまな趣向のクイズ早押し合戦で、生き残りをかけた壮絶な戦いを7時間にわたって繰り広げる。
このほど、3人そろって会見を行い、3年連続の放送に向け意気込みを語るとともに、今年を表す漢字一字を発表した。

 林氏は「プロ野球日本シリーズが北海道と広島という“地”方で開催され、“地”域の活性化や再生を図るうえで非常にふさわしかったと思うのと、今年を振り返ると評判が“地”に落ちた人もいますし、築“地”問題もある。
そんな中、僕は“地”道にやってこられたかなということで、この一字です」と、さまざまなトピックスを絡め知識人ぶりを静かにアピールした。

 有田は「三回目の年越し番組で三連勝を目指している、と見せかけ、実はこの会見場がテレビ朝日の三階にある会議室だということを一番言いたい(笑)」とボケつつ、
「“ゲス不倫”も夫婦は二人なのに三人目が現れて起きた。すべてはこの三という字に集約された一年」と語り、林氏に対抗。

 上田は、リオのオリンピック・パラリンピックで数々の新記録、新ヒーローが誕生したことにかけ、「僕にとっての新ヒーローはピコ太郎」。自身に降りかかった新しい事として「視力の衰え」をあげ、
「老眼でカンペが読めず、無視する結果になってしまった(笑)」と、これまで感じることのなかった肉体の変化を打ち明けていた。

 早押しクイズで出題されるのは、今年話題になった人物やスポットなど流行に敏感な芸能人が有利なものから、四字熟語やことわざなど知識人有利の一般常識などさまざま。
両チーム合わせて75人が一斉にボタンの早押しに挑むため正解がわかっていても早押しに負け、一声も発することなく消えていく悲しい解答者も珍しくない。

 数的優位に立つ芸能人チームと知識人チームの超ハンデ戦が特徴の『クイズサバイバー』は、2014年の大みそかに第1回を放送。
その後、15年春、15年秋、15年大みそか、16年夏と合計5回放送されており、戦績では芸能人チームの4勝に対し知識人チームはわずか1勝。トータル6回目の対決となる今年の大みそか、知識人チームに秘策はあるのか。

林氏は「過去の戦績に関しては何も返す言葉がない。ただ、ポテンシャルは圧倒的にこっちが上」と自信は揺らがない。
「どうもうまく歯車がかみ合わないのと、長丁場なので、後半になると確実に知識人チームはスタミナがなくなってしまうのが問題。
いま、テレビ朝日では強力な医療チームがドラマをやっていますから、何らかの医療的なサポートを受けながらスタミナをキープするという秘策を考えたいと思います」と、高視聴率ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』にあやかりたい本音をかいま見せていた。


・林氏は「地」。くりぃむしちゅーの上田晋也は「新」、有田哲平は「三」。
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