【サッカー】清水は9連勝締め2位 1年でJ1返り咲き!殊勲弾の金子「やってやろうと」


◇明治安田生命J2最終節 清水2-1大塚(2016年11月20日 鳴門大塚)

 明治安田生命J2リーグは20日、各地で最終節が行われ、前節2位の清水が敵地で徳島と対戦し、3―2で勝利。勝ち点を84に積み上げ、93、94年のクラブ記録に並ぶ9連勝で締めた。前節首位の札幌が引き分けたため逆転優勝はならなかったが、勝ち点で並んだ松本を得失点差で上回り、自動昇格となる2位をキープ。1年でJ1復帰を決めた。

 前節まで8連勝。松本を得失点差で上回って自動昇格圏となる2位に初めて浮上したが、その勢いは最終戦でも衰えなかった。前半29分、河井が倒されてFKを獲得すると、大前のクロスを犬飼が頭で合わせて先制のゴール。同35分に追いつかれて1-1で折り返したが、後半28分、鄭大世の右サイドからのクロスを途中出場の金子が流し込んで勝ち越し。このリードを守り切って歓喜の瞬間を迎えた。

 首位の札幌には及ばなかったが、9連勝で締めて1年でのJ1返り咲きを決めた。昇格を決める勝ち越しゴールを決めた金子は「サポーターの声援の中、やってやろうとた。頭の中が真っ白になりました」と興奮を隠せない様子だった。

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