【巨人】ドラ7リャオ、きょう台湾でサプライズ入団発表!背番号97をお披露目 201センチ、125キロ


【台中(台湾)19日=ペン・宮脇央介、カメラ・泉貫太】

巨人OB選抜と台湾OB選抜によるチャリティー試合(20日・台中インターコンチネンタル球場)で、
巨人のドラフト7位・廖任磊(リャオ・レンレイ)投手(23)のサプライズイベントが企画されていることが分かった。
試合直前に由伸監督がリャオに背番号97のユニホームを着せる計画。
23日の新人入団発表を前に、巨人と台湾の新たな懸け橋と期待される右腕の“フライング入団発表”ともいえる演出。
また、背番号97の先駆者で台湾OB選抜の呂明賜さん(52)は、リャオに3つの助言を送った。

201センチ、125キロのリャオに、特大スケールのセレモニーが用意された。
王貞治氏(ソフトバンク球団会長)、原辰徳前監督、郭泰源氏(元西武)、郭源治氏(元中日)ら巨人と台湾のレジェンドが見守る中、
由伸監督が背番号97のユニホームをリャオに着せる予定という。

新人の入団発表は23日の「ジャイアンツ・ファンフェスタ2016」(東京D)で行われるが、由伸監督とリャオによるセレモニーは、さながら“フライング入団発表”といえる。
友好関係を築いている巨人と台湾の懸け橋として期待される大型右腕だけに、初の海外開催となるOB戦のプレーボール直前という注目度の高いタイミングでの実施となったようだ。

そうそうたるメンバーと大観衆の前で巨人のユニホームに袖を通すリャオに、背番号97の大先輩も惜しみない助言を送った。
台湾OB選抜に名を連ねる呂明賜氏は、元祖「アジアの大砲」として巨人で活躍。
デビュー9戦7発とロケットスタートを飾った同氏は「実力は十分」と高い素質に太鼓判を押した上で、3つの金言を授けた。

〈1〉コントロールを磨け 2メートル超の身長から最速156キロを投げ込む右腕について、
「スピードと球威はある。あとは制球が良くなれば打ちにくいはず」。変化球を含め、制球力を磨くことが日本での成功の近道と説いた。

〈2〉日本野球に慣れろ 台湾と比較しても、「日本の野球をする環境はすごくいい」と断言。
異国であることを過度に気にする必要はないとし、「若いから日本に慣れれば大丈夫」と続けた。

〈3〉台湾と同じように生活しろ 自身も食事など生活面で苦労した記憶はないそうで、「住む、食べるは大丈夫。台湾と似ているから」と助言。
リャオには米国暮らしの経験もあり、呂氏は「台湾にいる時と同じように生活すればいい」とアドバイスした。

由伸監督は台湾人選手の印象について、「メジャーで活躍した選手もいますし、いい投手が多いイメージがある」と話した。
無限の可能性を秘めたリャオには、巨人を代表する投手に育ってほしいという願いがある。
ドラフト7位の“隠し玉”ながら、近い将来の守護神候補にも挙がる大型右腕。
レジェンドたちに見守られての“フライング入団発表”から、サクセスストーリーが幕を開ける。

◆呂明賜とは 1988年に巨人に入団。6月14日に1軍初昇格を果たし、「6番・右翼」でヤクルト戦(神宮)に即先発出場すると、
初打席初本塁打を記録するなど1年目は79試合で16本塁打を放ち、日本中を熱狂させ、巨人第51代の4番にも座った。
91年オフに退団。92年からは台湾に戻りプレーし、2000年に現役を引退。
13、14年は台湾代表監督も務めた。今も台北市が運営する社会人チームで指揮を執っている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161120-00000011-sph-base
スポーツ報知 11/20(日) 5:03配信

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https://www.youtube.com/watch?v=VffcqfJCjhI&t=234s
元祖アジアの大砲 呂明賜 背番号97

https://www.youtube.com/watch?v=TFbwOl5GH64
Jen-Lei Liao (廖任磊) - 2015 Asian Baseball Championship