【B―1グランプリ】佐伯市で開幕 20日まで 来場者が投票箱に入れた割り箸の総重量でグランプリ決定


日田やきそば研究会が設置した手湯のコーナー
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ご当地グルメを買い求める来場者たち
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 ご当地グルメでまちおこしを図る祭典「2016西日本B―1グランプリin佐伯」が19日、佐伯市役所駐車場など市中心部の3会場で始まった。西日本を中心に全国の23団体が出展。各団体のブースには家族連れらが列を作り、300~500円で各地の自慢の味を堪能した。20日まで。(浜村勇)

 全国規模の「ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会」と、佐伯市などでつくる実行委員会が主催。県内からは、佐伯市のごまだしうどんを提供する「佐伯ごまだしうどん大作戦」と、日田市の「日田やきそば研究会」が出展し、「八戸せんべい汁研究所」(青森県八戸市)など東日本の4団体はゲストとして参加した。

 開催地とゲストを除いた18団体が、来場者が投票箱に入れた割り箸の総重量でグランプリを争う。各ブースには多くの人が訪れ、佐伯市の後藤安芳さん(77)は「全国各地の料理が佐伯で味わえるなんて幸せ。おいしそうなメニューがたくさんあって迷います」と話していた。

 各団体は、地域をPRする歌や踊りなどのパフォーマンスを披露して会場を盛り上げた。日田やきそば研究会は「おんせん県」をアピールしようと、ブース前に酒だるを再利用したおけを持ち込み、天ヶ瀬温泉の湯を入れた「手湯」を設置した。河津勇成代表(43)は「同じ大分県として、ホスト団体の気持ちで佐伯を盛り上げたい」と意気込んでいた。

読売新聞:http://www.yomiuri.co.jp/local/oita/news/20161119-OYTNT50036.html