マイワシ豊漁も釧路港では鮮度を維持するための氷の確保など加工体制が十分でないため、80%以上が価格の安い飼料や肥料向けになりました


マイワシ漁 水揚げ8万トン超
(ほっかい道)

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7004523131.html?t=1479609367000
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

先月下旬まで、道東沖で行われたマイワシ漁の水揚げ量は、去年の2倍近い
およそ8万2300トンと、漁が再開した平成23年以降、初めて8万トンを超えました。

道東沖のマイワシ漁は、去年に続いて全国からすべての巻き網船団が集まり、
8月下旬から先月下旬にかけて行われ、釧路港や十勝港、それに青森県の八戸港などで水揚げしました。

北海道まき網漁業協会によりますと、道東沖全体の水揚げ量は、資源が回復傾向にあるため、
去年の2倍近いおよそ8万2300トンにのぼったということです。
道東沖で、マイワシの水揚げ量が8万トンを超えたのは、漁が再開した平成23年以降、初めてです。

このうち、釧路港には全体の57%が水揚げされましたが、鮮度を維持するための
氷の確保など加工体制が十分でないため、80%以上が
飼料や肥料になる価格の安い加工向けになりました。

道東沖では秋サケやサンマの水揚げが低迷する中、マイワシは、水揚げの増加に期待できるため、
今後、価格の高い食用向けの加工体制の整備が課題になっています。

11月19日 19時07分