【韓国】韓国統一部 北朝鮮の威嚇を「強く糾弾」 「延坪島事件を忘れるな」[11/18]


韓国統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は18日の定例記者会見で、北朝鮮の韓国向け宣伝サイトが韓国軍首脳部の最前線視察を非難した上で2010年の韓国・延坪島砲撃事件に言及したことを、「強く糾弾する」と述べた。

鄭報道官は北朝鮮が延坪島砲撃事件に言及したことに対する政府の立場を質問され、「北が金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の最前線部隊の視察と並行し公然と威嚇していること自体が問題だ」と答えた。

北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会の韓国向け宣伝サイト「わが民族同士」は、韓国軍制服組トップの李淳鎮(イ・スンジン)合同参謀本部議長と韓国海兵隊の李相勲(イ・サンフン)司令官(中将)がこのほど海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い延坪島など最前線部隊を訪問したことに対し、「好戦狂がいまだに延坪島一帯をうろついている」として、「延坪島事件を忘れるな」と威嚇した。

【ソウル聯合ニュース】
http://japanese.yonhapnews.co.kr/pgm/9810000000.html?cid=AJP20161118002200882

会見する統一部の鄭報道官
http://img.yonhapnews.co.kr/etc/inner/JP/2016/11/18/AJP20161118002200882_01_i.jpg