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【野球】巨人育成5位・松原(21)は超異色の経歴 仙台育英高では野球部引退後に陸上部(主力10人が豊川高へ集団転校)へ転部し、駅伝に没頭


 巨人の育成ドラフト5位・松原聖弥外野手(21)=明星大=が19日、
「上原超え」の成り上がりを誓った。球団で「雑草魂」の元祖といえば、
東海大仰星高で控え投手、浪人して一般受験で大体大に進学した
上原浩治投手(現レッドソックス)だが、同じ大阪出身の松原はそれ以上の異色すぎる経歴の持ち主。
高校時代に所属した陸上競技部では駅伝に没頭し、
培った体力と自慢の俊足を猛アピールする決意を示した。

 50メートル5秒8でポスト尚広と期待される松原が、意外な長所を口にした。
「長距離、体力には自信があります」。仙台育英高時代、震災の影響などで
名門の陸上競技部・駅伝の主力10人が愛知・豊川高に集団転校。
3年夏の引退後、松原は野球部を退部し、助っ人として同部に転部した。
「毎日1時間以上走りっぱなし。きつかったです」。1日10キロ走を2か月継続。
結局、県予選のメンバーに入れず、全国大会出場が20年連続で途切れる悪夢を味わったが、
持久力は急成長した。

 そもそも、仙台育英への進学が大きな挑戦だった。中学まで大阪で過ごしたが
「大阪にいても甲子園に出るのは難しい。その時、育英が強かったから」と一般受験で合格。
寮生活をしたが、想像以上にレベルが高く苦戦。3年夏に甲子園出場もベンチに入れず、
スタンドで応援した。明星大では駅伝で培った体力、精神力で猛練習。
首都大学リーグ2部で今年春まで5季連続ベストナインを獲得。ドラフト候補に急成長した。

 ドラフト指名漏れなら一般就職も検討していたが、この日は都内のホテルで支度金300万円、
年俸240万円、背番号「009」で晴れて仮契約した。身長173センチと小柄だが、
今秋のリーグ戦では本塁打も放った。体力自慢がプロで猛練習を重ねれば、大化けが期待できる。
「足と守備をアピールして支配下登録を目指します」。波乱万丈の野球人生。失うものは何もない。
http://www.hochi.co.jp/giants/20161120-OHT1T50041.html