【サッカー】東京V永井秀樹 あり余るエネルギー第二の人生に


引退を決めた東京Vの永井選手はJリーグでカズさんに次ぐ2番目の年長出場記録を持つと聞きました。45歳まで現役の選手としてピッチに立ってきた原動力は何か…。

 足裏から見えてくるのは衰えることを知らない好奇心です。足裏より足の指を正面から見た場合によく分かるのですが、それぞれの指の向きがバラバラ。あっちこっちいろんな方向を向いています。これは次から次へ、いろんなことに興味が湧き出ることの証明。恐らくマイペース型で趣味が多いのでは。切り替えが早くストレス発散が上手な点が長くプレーしてきた秘訣(ひけつ)なのでしょう。

 指の先端の形は生真面目な四角、おしゃべりな三角、控えめな楕円(だえん)といろんな形がバランス良くそろっています。経験豊富で臨機応変な対応力を持っていると言えます。

 左足親指の皮むけは焦りを示し、足裏全体が赤一色なのはエネルギーが余っている証拠。離脱が長引いた点が影響しているのかもしれません。そのパワーを第二の人生に生かしてほしいですね。また左足親指の内側が出っ張っていて芸術家向きの特徴があるのに人さし指が上から踏んづけている状況。これでは将来の展望に不安を持ちやすくなります。足指の腹をよく揉(も)み、指同士が離れるようマッサージすれば、新たな才能が発揮されるのではないでしょうか。

 ◆市野 さおり(いちの・さおり)1968年(昭43)11月生まれ、静岡県出身の47歳。自衛隊中央病院を退職後、各種病院外来勤務を経ながらアロマセラピーなどを生かした「統合医療ナース」として勤務。現在は東京・新宿の「コンフィアンサ(せき鍼灸=しんきゅう=院)」で施術を行う傍ら、セミナーや講演を行う。

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