【サッカー】<日本代表>ハリル監督、留任でいい  本田、香川、岡崎外して“本気モード”スイッチオン!


ハリル・ジャパンはW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(15日・埼スタ)に勝ち、今年中の全日程を終えた。

バヒド・ハリルホジッチ監督(64)の采配に対する風当たりは相当強いものがあるし、
夕刊フジが「解任すべし」という方向で論陣を張っていることも承知しているが、実は私は今の日本代表の状態を結構ポジティブにとらえている。

実際、最終予選開幕のUAE戦(9月1日・埼スタ)を1-2で落としたときには、チームが受けた傷は深いと思ったが、よくぞここまで巻き返したという印象だ。
最後のサウジアラビア戦に関していえば、今年1番、いや2015年3月のハリル・ジャパン発足後随一の内容だった。

本田(ACミラン)、香川(ドルトムント)、岡崎(レスター)をまとめて先発から外したことに、清武(セビリア)は「大きな賭けだったと思う」
「この試合で結果を出さなかったら、代わりに出場した俺たちも終わりだ」と“本気モード”のスイッチが入った。

ハリル・ジャパンに一番欠けていたものがまさにこれである。必死に試合に挑む姿勢を、ハリル監督がようやく引き出してくれた。
本来、日本代表はW杯予選はもちろん、親善試合であってもサウジアラビア戦のような試合をしなくてはダメ。それが日の丸を背負ってサッカーをするということの意味である。

ハリル監督を交代させる、させないの問題は選手が考えることではない。
検証することはもちろん大切だが、来年3月に再開する最終予選に向けて選手は自分の準備をしなければいけない。

ようやく競争意識が生まれたハリル・ジャパンには、まだのびしろが十分ある。先発を外された本田や香川がおもしろくないのは当然。
そこから彼らがどう出るか。サッカー日本代表の歴史はそうやってつくられてきた。私は最終予選が再開される来年の3月が待ち遠しい。
これまでの予選の中で最もヒートアップする試合が展開されるはずだ。

■水沼貴史(みずぬま・たかし) サッカー解説者。1960年5月28日、埼玉県生まれ。FWとして日産の黄金時代を築く。
日本代表として32試合に出場、7得点。95年横浜マリノスの前期優勝後に現役引退。2006年には横浜Fマリノスのコーチ、同監督も務めた。

2016.11.19
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20161119/soc1611191000002-n1.htm

【サッカー】<日本代表>ハリルの半端ない「デュエル」へのこだわり。柴崎や柏木は代表復帰できるのか?★2
http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1479562367/

【サッカー】<日本代表>ハリル監督に次戦までの代表強化は望めない!「海外組偏重」 「Jリーグ軽視」
http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1479384211/

【サッカー】<秋田豊>日本代表、弱体化の責任はハリル監督!疑問だらけの選手起用...選手を適材適所で起用していない
http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1479353099/