【サッカー】得失差で及ばずプレーオフに回る松本…反町監督「リセットして昇格を目指す」


[11.20 J2第42節 松本3-2横浜FC 松本]

 第22節から自動昇格圏内の2位を守り続けてきた。しかし、前節町田戦で敗れて3位に転落して最終節を迎えた松本山雅FCは、横浜FCに3-2で勝利したものの、得失点差で2位清水に及ばず(勝ち点はともに84。得失点差は清水+48、松本+30)にプレーオフに回ることになった。

 まずは目の前の試合に勝って他会場の結果を待ちたい松本だったが、前半9分にMF野崎陽介に決められて横浜FCに先制を許してしまう。前半アディショナルタイムと後半5分に生まれたFW高崎寛之の得点で一時は逆転に成功しながらも、同9分にDF西河翔吾にネットを揺らされて追い付かれる苦しい展開に。しかし、後半37分に途中出場のFW三島康平が決勝点を奪い、3-2の逆転勝利を収めた。

 決勝点を奪った三島は試合後のインタビューで「今日の試合に勝てたことを次につなげていきたい」とプレーオフへの意気込みを語ると、反町康治監督は「結果を真摯に受け止め、切り替えていきたい。プレーオフは別大会という言い方になりますが、リセットして昇格を目指して頑張りたい」と気持ちを切り替えてプレーオフに臨むと強調した。

 3位となった松本は11月27日に行われるプレーオフ準決勝で6位のファジアーノ岡山とホームで対戦する。

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