【サッカー】<選手権予選>全国総体決勝と同カードの千葉頂上決戦、夏の全国王者・市立船橋が制して2連覇!


[11.20 全国高校選手権千葉県予選決勝 流通経済大柏高 1-2 市立船橋高 フクアリ]

 第95回全国高校サッカー選手権千葉県予選決勝が20日、フクダ電子アリーナで開催され、夏の全国高校総体優勝校の市立船橋高と同準優勝の流通経済大柏高が激突。市立船橋が2-1で勝ち、2年連続21回目となる全国大会出場を決めた。

 立ち上がり、局面でのパワーある攻防と、相手のパスコースを遮断する守りによって押し込んだ流経大柏は前半14分、MF菊地泰智の放った左足シュートがDFをかすめてゴール方向へ飛んだが、これをカバーした市立船橋MF金子大毅がゴールライン手前でスーパークリア。その市立船橋が21分にファーストシュートで先制する。左SB杉山弾斗の左CKを中央でマークを外したU-19日本代表CB原輝綺(新潟内定)が頭でゴールへ突き刺して先制。だが、流経大柏は31分、中央後方からのFKのこぼれ球を菊地が反転しながらの左足コントロールショットを決めて同点に追いついた。

 それでも市立船橋は後半4分、セットプレーの流れから金子が上げた右クロスをFW太田貴也がニアサイドで合わせて勝ち越しゴール。後半、局面の攻防で上回っていた市立船橋は切り替えの速い攻守と球際でも強さを発揮して流経大柏に思うような攻撃を許さない。流経大柏は終盤、交代出場のFW宮坂昂輝がロングスローを連発するなどゴールを目指したが、原や湘南内定CB杉岡大輝主将を中心に守りきった市立船橋が2-1で勝利。杉岡や原、MF高宇洋(G大阪内定)らを擁して2連覇を達成した市立船橋の朝岡隆蔵監督は「11年間連覇するチームがない中で連覇できたことを嬉しく思います。(全国では)千葉の代表として、昨年達成できなかった目標を達成したい」と力を込めた。

 全国高校選手権の代表校は20日までに京都府を除く47校が決定。21日に組み合わせ抽選会が行われ、23日の京都府予選決勝戦で全国大会の出場48校が出揃う。全国大会は12月30日に駒沢陸上競技場で開幕する。

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