【サッカー】アトレティコ撃破に満足も…気を引き締めるジダン監督「1つの試合に勝っただけ」


リーガ・エスパニョーラ第12節が19日に行われ、アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードが対戦。リーグ戦で通算159回目、そしてアトレティコ・マドリードの本拠地であるビセンテ・カルデロンでの最後の“マドリード・ダービー”は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックで、レアル・マドリードが3-0と快勝した。

 敵地でのダービーマッチで快勝を収めたレアル・マドリード。ジネディーヌ・ジダン監督が勝利の喜びを語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

 ジダン監督は「私が監督になってから、今回が最高の出来だったのかどうかはわからない。ただ、厄介なチームを相手に、そして勝つことが難しいスタジアムで素晴らしい試合をした。ここで3-0で勝てるチームはほとんどいない。私は満足している」と、満足感を示した。

「簡単な試合ではなかった。だから、とても満足して家路につくことができるね。このピッチでは常に(対戦が)困難なチームを相手に、我々は激しさをもって対応した。ボールを失うことがほとんどなかった」

 リーグ戦5連勝、開幕12戦負けなしのレアル・マドリード。9勝3分けの勝ち点「30」で首位を走っている。今節では2位のバルセロナがホームでマラガとスコアレスドローに終わったため、勝ち点差は「4」に開いた。

 ライバルとの差を広げたが、ジダン監督は「優勝に前進したか?」との質問に対して以下のようにコメントしている。

「そんなことは全くない。この試合に満足しているが、その部分だけにとどめておく。我々はまだ何も勝ち取っておらず、1つの試合に勝っただけだ。最後まで難しい状況になるであろうことは理解している。我々は良い状態にある。この流れを続けていきたいね」

 レアル・マドリードは次戦、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でスポルティング(ポルトガル)と敵地で対戦。26日のリーガ・エスパニョーラ第13節ではスポルティング・ヒホンをホームに迎える。

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