維新 足立康史「立憲主義破壊する民進党」


昨日の衆院憲法審査会。国のかたちを国民の皆様に提案していくための憲法改正の発議に向けて速やかに全会派が自らの提案をテーブルに載せるべきです。

しかし、自民党は憲法改正草案を野党に批判されて白紙撤回、民進党は誰の意見が党の意見か分からずバラバラ。再開は一歩前進ですが先が思いやられます。

民進党はじめ無責任野党の国会議員たちが、違憲立法審査権を有しない元法制局長官や元最高裁判事、更には憲法学者の一部意見を殊更に振りかざし

現行憲法下で正当に決定された憲法解釈と法律を「違憲である」と断じることこそ、立憲主義、法治主義を破壊する所業であると断じざるを得ません。

民進党は「まず、2/3をとらせないこと。」とのキャッチコピーを大書したポスターを貼り出し、そして敗北しました

民進党は綱領に「憲法を構想する」と明記しましたが、民主党時代の2005年にまとめた「憲法提言」については「(当時の)流行(だったから)」(辻元清美幹事)と全面否定

民進党が野党第一党だからと気を使って「(憲法審査会で)どのようなテーマを議論するかは現段階で白紙」(中谷元筆頭幹事)と後退してしまいました。自民党と民進党は持ちつ持たれつ、「古い政治」を支える二本の脚なのです。

自民党と民主党という「55年体制の亡霊」に止めを刺し、憲法を「国民の手」に取り戻さねばなりません。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161120-00010001-agora-pol&p=2