【韓国】暗殺、自殺、逮捕・・・韓国大統領の呪われた悲劇の歴史[11/20]


韓国では現職の大統領も含めて、これまでに11人が大統領となっている。

しかしながらこれまでの10人の大統領、実は多くが不幸な運命をたどることとなっているのである。

一人目は建国の父・李承晩。12年間独裁者として君臨したが不正選挙で民衆の怒りを買い、ハワイへ亡命。建国した国から追われるという皮肉な結末となった。

三人目は現職の朴槿恵大統領の父・朴正煕氏。側近に射殺され、妻も暗殺されるといった「裏切り」により人生の幕を閉じることとなる。

五人目の全斗煥は光州事件の責任や不正蓄財で無期懲役の判決を受け、続く盧泰愚も懲役17年の判決を受けた。

その後七人目の金泳三、八人目の金大中は共に親族が収賄により逮捕されている。

さらには九人目の盧武鉉。退任後、兄が収賄で逮捕され、自らにも捜査が及ぶと崖から飛び降り自殺。悲劇的な結末を迎えた。

竹島に上陸したことで物議を醸した十人目の李明博大統領は親族が収賄で逮捕されている。

このような“呪われた”大統領史に対し『大統領を殺す国 韓国』という本を執筆したコリア・レポート編集長の辺真一氏は、「権力という砂糖にありが集まってくる」と、大統領という絶大な権力にすがる親戚一同や近くに住む人々の行動を例えた。

今回の場合、朴槿恵大統領は国民の支持を集めた朴正煕大統領の娘であることも相まって、国民は失望と落胆の気持ちを抱いているという。

このような韓国に対し、「大統領制は合わない」と参議院議員の青山繁晴氏は語る。「変えられなくても議院内閣制を取り入れる時期なのでは」との考えを示した。また辺氏も「役割分担は理想的である」と語る。

悲劇の連鎖となっている韓国大統領。一体朴槿恵大統領はどのような結末を迎えるのか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161120-00010003-abema-kr