【世論】カジノの誘致に52%が反対 大阪府民調査


http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20161116-OYO1T50000.html

カジノ含むリゾート誘致「反対」52%
 松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市長が大阪ダブル選で当選してから22日で1年になるのを前に、
読売新聞社は、府内の有権者を対象に世論調査を行った。松井氏らが2025年の誘致を目指す国際博覧会(万博)については、
開催に「賛成」が59%で、「反対」の25%を上回った。
 万博に「関心がある」と回答した人は、「大いに」と「多少は」を合わせて56%。
ただ、「あまり関心がない」「全く関心がない」と答えた人も計43%に上り、開催に向けた機運の醸成が課題になりそうだ。

万博会場の隣接地にカジノを含む統合型リゾート(IR)
を誘致する府市の構想には反対が52%と、賛成の33%を上回った。

 大阪都構想の賛否では、「賛成」が45%(昨年11月の府知事選・市長選世論調査時51%)で、
「反対」の32%(同34%)を上回ったが、都構想で廃止の対象となる大阪市の有権者に限ると、
「賛成」47%(同49%)、「反対」42%(同41%)と差は縮まる。
 市内24行政区の権限を強化する「総合区」制度に関しては、同市の有権者への調査で、
「賛成」34%、「反対」31%、無回答36%だった。総合区は公明党などが都構想の代案として導入を求めているが、
無回答が3割以上を占めたのは、周知が十分でないことが一因とみられる。

 調査は11~13日、大阪府民を対象に無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。
有権者在住が判明した2780世帯の中から1506人の有権者の回答を得た。回答率54%。