【神経科学】自閉スペクトラム症の特徴を持つサルを世界初確認 人間と同じ遺伝子に変異/生理学研究所 


自閉症のサルを世界初確認 人間と同じ遺伝子に変異

自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)などの研究チームが自閉スペクトラム症の特徴を持つニホンザルを確認したことが19日、分かった。
遺伝子操作をされていない動物での報告例はなく、世界で初めての確認とみられる。
人間の発症者で見つかった遺伝子変異もあった。
 
自閉スペクトラム症は自閉症やアスペルガー症候群などの発達障害の総称で、対人関係が苦手、特定の行動を繰り返すという特徴がある。
詳しい原因は分かっておらず、ヒトの近縁であるサルの症例を詳しく調べることで、発症メカニズムの解明につながると期待される。
成果は米科学誌電子版に発表された。

▽引用元:共同通信 2016/11/19 08:05
http://this.kiji.is/172483041514735100

▽関連
自然科学研究機構 生理学研究所 2016年10月27日
自閉スペクトラム症と考えられるサルの自然発生例を世界で初めて報告
http://www.nips.ac.jp/nips_research/2016/10/post_152.html

*ご依頼いただきました。