【日韓】趙治勲九段、囲碁電王戦で日本版アルファ碁に初勝利[11/20]


趙治勲(チョ・ジフン)九段が19日、日本版「アルファ碁」と呼ばれる人工知能(AI)「Deep Zen Go」との最初の対局で勝利した。Deep Zen Goは3月にイ・セドル九段と対決を繰り広げたグーグルのアルファ碁を見て日本が8カ月かけて開発した人工知能だ。既存の囲碁ソフトウェア「Zen」に人間の頭脳を模倣したディープラーニング技術を組み合わせた。

中盤までは人工知能が優勢だったが、その後は小さなミスが続き、趙九段が反撃に出ると対局開始から3時間31分、223手で中押し勝ちをおさめた。(中央SUNDAY第506号)

http://japanese.joins.com/article/747/222747.html


AI、趙名誉名人を破る=第2回囲碁電王戦第2局

 囲碁の趙治勲名誉名人(60)と人工知能(AI)の「DeepZenGo(ディープゼンゴ)」が対局する第2回囲碁電王戦の第2局が20日、東京都千代田区のホテルで打たれ、黒番のディープゼンゴが179手で中押し勝ちし、戦績を1勝1敗のタイとした。最終局は23日、同区の日本棋院で行われる。

 ディープゼンゴ開発者の加藤英樹氏(62)は終局後、「感無量としか言いようがない」と笑顔で語り、「きょうの趙先生はちょっと短気な印象を受けた。きのうのようにじっくり打たれたら負けていたかもしれない。最終局も観戦に見合う対局にしたい」と意欲を見せた。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112000172&g=soc

http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0161120at50_p.jpg
囲碁電王戦第2局で趙治勲名誉名人(右)に勝った囲碁AI「DeepZenGo(ディープゼンゴ)」開発者の加藤英樹氏=20日午後、東京都千代田区