【韓国】前京畿道知事「朴大統領の下野強制すべきでない」[11/20]


金文洙(キム・ムンス)前京畿道(キョンギド)知事が大統領弾劾論を持ち出した。下野を強制してはならず、憲法上の手続きを踏まなければならないという趣旨だ。

金前知事は4度目のろうそく集会が開かれた19日にテレビに出演してこのように主張し、発言内容を集めた報道資料を出した。

金前知事は崔順実(チェ・スンシル)氏による国政介入疑惑と関連した朴槿恵(パク・クネ)大統領の対応に対し、「私なら堂々と検察に行き調査を受ける。国民は大統領の不正疑惑に対し非常に失望している。痛悔する心情で行かなければならない。不正がなくても行って潔白を主張しなければならない」と話した。

続けて「大統領下野を強制してはならない。憲法の枠組みの中で『弾劾』をしなければならない。少数与党で弾劾ができるのに下野しろというのは正しくない。大統領に法的問題が明らかになれば弾劾手続きを踏まなければならない」と主張した。

野党に対しては批判の刃を向けた。

「党首会談を提案しても取り消し、首相の推薦も受けず、金秉準(キム・ビョンジュン)首相内定者は親盧なのにだめだという」と述べた。

金前知事は「セヌリ党と朴槿恵大統領も問題だが、野党はどうしようというのか」と強調した。金前知事はまた、野党に向け「ある方は監獄に行っていなければならない人だ。野党ならみんな『善』であり、われわれは『悪』なのか。朴大統領よりも間違っている方は自分の省察と反省から必要だ」と主張したりもした。

代わりに李貞鉉(イ・ジョンヒョン)セヌリ党代表に対しては「早急に退くべき。党舎、党名改正を語る資格はない。新しい酒は新しい革袋に入れなければならない」と退陣を主張した。

http://japanese.joins.com/article/742/222742.html